調理・製菓で広く活躍する先輩からのエール

調理師

キタテク_卒業生松田さん

株式会社岩手ホテルアンドリゾート
ANAクラウンプラザリゾート安比高原 勤務 [岩手・八幡平市]

松田 塁さん(2021.3卒)


 現在は主にバイキングの食事の調理を担当しています。屋台に立ちお客様の目の前で、ステーキを焼いたり、揚げ物をしたり、朝はオムレツなど様々な料理を作っています。それ以外でもゴルフ場へのケータリングサービスやイベントでの調理、修学旅行生など団体様への食事の提供と多岐に渡っています。毎日慌ただしくしていますが、お客様の「おいしかった」のひと言を聞くと、うれしさで忙しさも忘れてしまいます。

 キタテクはオープンキャンパスに行った時に、先生方や学生の方とお話する時間が多かったことが決め手になり入学しました。授業のことだけでなく、学校の印象や一人暮らしのことなどリアルな声を聞くことができました。

 実際に働いてみて、学生時代に教えていただいた野菜の切り方が役に立っていると思います。玉ねぎをスライスする場合、かなりの数を切らないといけないので、薄くスライスするのにスピードが重視されます。基礎的なことをキタテクでしっかり学べてよかったと思います。また、それだけの数を包丁でカットすると切れ味も悪くなるので、包丁の研ぎ方なども教えていただいて役立っています。専門学校卒業ということで、現場では即戦力として周りから扱われています。

 当時、調理実習は作り方を勉強する場だと思っていましたが、今は舌を鍛える時間だったと思います。お客様に料理を提供する際に塩加減や野菜などの鮮度を確認するのに自分の舌が役に立つと、仕事をしていく中で実感しています。それを学生時代に学べるのが、調理実習の意味なのではないかと思います。

 小さい頃から調理師になるのが夢だった私ですが、今やっとそのスタートを切ることができました。作ることは好きだったのですが、料理に 関する知識が無かったのでキタテクで多くのことを学ぶことができました。そして知識以外でも、人として成長できたと思います。仕事は大変ですが、本当にやりがいのある仕事です。この道を選んで満足しています。





パティシエ

キタテク_卒業生細川さん

有限会社銘菓処 高千代 勤務 [岩手・奥州市]

細川 浩代さん(2019.3卒)


 現在は生菓子や焼き菓子の仕込みから包装作業、その日に並ぶプティガトーの仕上げや接客を行っています。自分の作ったお菓子でお客様に喜んでもらえるとやりがいを感じます。

 キタテクでの学校生活や実習を通して、お菓子作りの基本的な技術、挨拶の大切さを学ぶことができました。また、マジパンのコンクールに向けて作品作りをした時には、大変な事やうまくいかないことがあっても最後まであきらめずにやりきる力を身につけることができたと思います。高校生のみなさんもコロナ禍で大変なことも多いと思いますが、一生懸命取り組むことで夢に近づけます。頑張ってください。


調理師

キタテク_卒業生内澤さん

岩手県立宮古病院 勤務 [岩手・宮古市]

内澤 諒輔さん(2021.3卒)


 高校時代に進路に悩んでいたとき学校案内をみて、もともと料理が趣味だったこともあり、専門的な調理技術を学べるキタテクを選びました。在学中は調理場をきれいにしながら作業することの大切さを教えられました。病院の調理師として働くうえで、美味しい料理を提供する技術はもちろんですが、掃除や後片付けなど衛生面での配慮が大切だと改めて感じています。

 今の職場では食数のPC業務から盛り付け、最近では大皿料理も担当するようになりました。限られた時間の中で一日の段取りを決め、予定通りに食事を提供しなければいけないですが、予定通りに進められたときにやりがいをとても感じます。

 僕は調理師になりたいと思い、キタテクに入学しました。先生方が一人ひとりに丁寧に指導してくださるので、調理に関する多くのことを学ぶことができました。少しでも料理が好きだという気持ちがある人はぜひオープンキャンパスで料理の楽しさ、学校の良さを知ってほしいです。